社会不適合者ですが何か?

元キャバ嬢の子持ち主婦ブロガーです。社会人経験ゼロで転職魔のダメ人間!底辺人生のリアルをお届けいたします!!

【親友の裏切り】仲良しの友人にお金を盗まれた話。

どうも、社会的不適合者のみかんです。

今日は15年前に私が体験した本当にあった怖い話をします!

おそらく私が人間不信になったであろう1番の原因であると思っています。

 

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私は高校卒業して、地元の同級生(小中一緒)と一緒に生活していました。

ここでは、その子の名前をさゆり(仮名)にしときますね。

さゆりも私も、俗に言うスクールカーストでは下の方にいて同じグループにいたので普通に仲が良かったです。

高校は別々でしたがお互いに高校デビューしていてそれなりに垢抜けていました。

お互いに同じ専門学校に通うこともあり、家賃が安くなるってだけの理由で一緒に住むことにしました。

これがもう大間違いだったんですけどね。

今の私だったら絶対に他人となんかは住まないし一泊するだけでも苦痛と思ってしまうくらいなのですが当時はそんな自分の性格に全く気づいていませんでした。

ルームシェアとかなんか楽しそう!って言うレベルのノリで決めちゃったように思います。

その後親友からの裏切りにあうなんて想像もしていませんでした。

 

働き者と思っていた親友の変わりよう。

さゆりは高校時代はアルバイトに明け暮れていました。

部活もやっていましたが後半は部活に行く時間がもったいない!と言う感じで暇があればバイトに入っている感じでしたね。

そんなさゆりをずっと働き者で偉いなーと思っていました。

専門学校に入って一緒に住み始めると私と一緒に水商売をやり始めました。

家でも一緒、バイトも一緒、買い物も時間があれば一緒に行ってましたね。

そんくらいずっと一緒にいても苦ではなかったし楽な存在でした。

小さなお店だったので2ヶ月くらいでつぶれて私は別なお店で働き始めました。

当時私は週5くらいでキャバクラで働いてたのでお金には余裕がありました。月収にして20万くらいは稼いでいたかなと思います。

一方さゆりは昼のアルバイトを始めました。

天丼屋さんだったと思います。

油の匂いがキツくて最悪だと言っていたのを覚えています。

さゆりは夜間の学校だったので朝からのシフトだったのですが天丼屋のアルバイトを始めてから2週間くらいで遅刻の常連になっていました。

目覚ましをセットするものの消しちゃってまた寝ちゃうらしいです。

今思えば私が起こしてあげれば良かったのかなーなんて思いますが、私もキャバクラで3時くらいに帰ってきて学校を休みがちで朝は昼近くまで寝てたように思います。

天丼屋はもちろんクビになりましたが、すぐにコンビニに面接に行きアルバイトが決まりました。

しかし、そこでも長くは続かなくて、しばらくすると辞めてしまいます。

さゆりはキャバクラの一日体験など日払いの仕事で食いつないでいたように思います。

私のお客さんに一緒にご飯を奢ってもらったこともあります。

その辺りからさゆりの生活大丈夫かなー?とは多少不安ではありました。

しかし、特に生活を指摘することもありませんでした。

なんだかんだ言ってもさゆりの事は信用していましたしね。

働き者のさゆりなんだから大丈夫だってね。

 

あれ、なんかお金が少ないような?気のせいか、、、

同居し始めて3ヶ月くらい経った頃でしょうか?

なんかお金が少なくなってる??と思うことがありました。

 

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とは言っても給料をもらって家計簿もつけてなければ毎日残高を数えているわけでもありません。

キャバクラでは現金で給料をもらいますが日払いでもたまにもらったりして財布に入っているお金も自分でも把握していない状態でした。

なので、まぁ気のせいだろうな。くらいしか考えていませんでした。

だって給料袋は私のベッドの頭の方に置いてあるカゴに入れててそこは下着などを入れているカゴだったのでこんな所さすがに誰も見ないだろう!!なんて変な自信がありました。

なぜ下着を入れる場所に給料袋を入れていたのかは自分でも謎なんだけど当時の自分の定位置がベッドで単純に取り出し安かったからだと思うw

 

気のせいなんかぢゃないよ!絶対にお金が減っている!親友の裏切りが発覚。

そう確信するようになったのは、気のせいかなー?と思うことが何回かあってある時いくら入ってるかちゃんとメモして手帳に書いておいたんです。

これで減っていたら同居人のさゆりが盗んでいたことになる。

だってさゆりしかこの家にはいないし入れない。

そう考えてあえてまた給料袋に入れたまま仕事に行きました。

帰ってきて緊張しながら給料袋の中身を数えました。

うん、確実に減っている。

手帳にメモっていた金額より3万円減っていました。

それからは怒りと悲しみが一気に溢れてきました。

でも、まずこんな形で友人に裏切られるのは始めてでどうすればいいのかわかりませんでした。

ドラマや漫画だったら本人にブチギレて問いつめるんだろうけどね。

問い詰めることすら出来ない私がいました。

 

お金が盗まれたことより親友に裏切られたことの方が悲しい。

私の中でさゆりが私のお金を盗んでいた事は確定しました。

しかしどうしても受け入れられませんでした。

さゆりは小中からずっと一緒で高校は別々であったけどずっと仲のいい友人だと思っていた。

数えてみたら12年間友人だったことになる。

私の数少ない友人の中で割と心を許していた友人である。 

そりゃそんな事信じたくありませんよね。

 

私はあえてさゆりにお金が減っている事を相談しました。

さゆりの事は一切疑わないで泥棒に入られたかもしれないと言いました。

私たちの部屋は4階だったので泥棒に入られることはほぼありえません。

しかし私はベランダの鍵をかけないで出かけていた事もよくあったのでそこから誰か入ったかもしれないとさゆりに伝えました。

もちろん、100パーセントさゆりを疑ってはいましたがさゆりの口から自分の罪を認めて謝って欲しかったんです。

さゆりの出方を見るために私は警察に言って話してくると言って本当に次の日に警察に行きました。

 

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しかし、警察に行ったものの民事不介入で結局相手にされませんでした。

そして、さゆりも自分から自白することはなく私だけがモンモンとして過ごしていました。

 

さゆりを問い詰める決心。

1人でどうすることも出来なかった私は高校の同級生に相談しました。

自分1人でさゆりを問い詰める勇気も自信もなくて高校の同級生のナナが「私が一緒に問い詰めてあげるからさゆりを呼び出しなよ!」と言ってくれました。

そうしてナナと会っているときにメールでさゆりを呼び出すことにしました。

そしたらさゆりも薄々感づいていたのでしょう。

「今日は用事があるから行けない。ごめんね。」と言うような返事が帰ってきました。

はい。完全に逃げましたね。

でも、ナナは私の性格上今後も1人では解決出来ないと思ったらしく、今思っていることを全部さゆりにぶちまけよう!と提案してくれました。

もちろんメールでです。

たしか「お金を窃めるのはさゆりしか考えられない。警察で指紋をとってもらう事も考えている。もし窃んだなら今までいくら盗ったのか教えてほしい」とかそんな内容だったと思います。(実際は民事不介入で指紋はとれない)

ナナと2人で返信を待っていると思いの外早くメールが来ました。

「ごめん。3万だけ盗った。それ以外は本当に盗っていない。」

 そんな内容だったと思います。

正直それまでもどこかでさゆりの事を信じていました。

お金がなくて私のお金を盗ってしまったけど自分の罪を認めて謝罪してくれるだろうと。

そしたらまた友人としてやり直せるだろうと。

しかし、そのメールを見た瞬間完全にさゆりを拒絶しました。

 

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おそらく警察で指紋を取ると言う言葉にびびったのでしょう。

なので仕方なく窃った事は認めました。

でも金額を私が確実に気づいている3万円にして自分の罪を少しでも少なくしようとしたんです。

もう、さゆりに期待するのはもうやめようと思いました。

それからは地獄の同居生活が待っていました。

もう同じ家に住んでいるのに完全に別居状態です。

もちろんあっちから話しかけてくることはなかったし私から話すこともありませんでした。

同じ時間に家にいてお互い避けて生活していました。

その期間約9ヶ月程でしたかね。

一応お互いの親に一年の契約で一緒に住むと話していましたから同居解消することも出来ませんでした。

本当に長い9ヶ月でしたね。

今思うとよく耐えてたなw

 

その後のさゆりとの関係。

 同居を開始してから12ヶ月後、予定通り同居を解消しました。

その後は連絡もとっていないし連絡先も知りません。

あちらから連絡してくることももちろんありませんでした。

その後共通の友人に会った時にさゆりが私の事を話していたようです。

共通の友人曰く、自分が私のお金を盗った事を言い訳をしてきたようです。

私が家賃を払ってくれないから盗ったんだと。

おそらく当時の家賃が1人で3万だったので丁度いいと思ったんでしょうね。

私はちゃんと家賃を払っていたしさゆりから払ってと言われた事もありません。

仮に私が払い忘れてたら私に催促すればいい話ですよね。

お金を盗っていい理由にはなりません。

もう呆れて声も出ませんでした。

 

あれから15年が経ちました。

さゆりは2児の母になりました。

子どもにどんな教育をするんでしょーねー、、、。

 

おしまい!

今日も読んでくれてありがとうございました!!