高校時代原付き通学だったと言ったら都会の人に驚かれたので昔のことを書いてみたよ。
どうも、社会不適合者で限界集落のド田舎出身のみかんです。
私は人口2万人の町でその中の1000人の集落の出身です。
以前もこちらの記事で私の地元の事を書きました。
私の地元ではバスの本数も少なくて電車の駅に行くまでも車を使わなければならずめちゃくちゃ不便です。
高校に進学してしばらくして16歳の誕生日を迎えるとすぐに原付きの免許をとりに行きます。
そして学校に許可申請を出して原付きで通学するのが当たり前の光景です。
この事を都会で育った知人に話したらびっくりされたので記事にしてみました。
個人的には普通のことでしたが都会の人には異様にうつるようですねw
女子は何人かで免許試験をを受けに行って1人が落ちて気まずい雰囲気になるというあるある。
男子はわりと1人で受けに行くんですがこの年頃の女子ってなんでもかんでも2人以上で行動しますよね。
免許センターに行く事自体初めての経験なので1人で行く事が心細いのは確かなのですがね・・・
実際私も友人2人と3人で試験を受けに行きました。
原付きの免許の講習って複数でやるので知らない学校の男子が何人かで受けに来ていたりします。
なので、始めは1人で来なくて良かった・・と思いました。
原付きの試験自体はそんなに難しいものではありませんが運悪く試験に落ちてしまう事もありますよね。
実際その3人の中では私が1番勉強が出来ませんでしたが私は合格で1番優秀だった友人が不合格でした。
最後に合格しているかを3人で確認するのですが実際1人だけ落ちるとやっぱり気まずいですよねw
偶然一緒になるならまだしも免許センターなんて1人で行くべきだったと思いましたね。
街に出るまでに山を越えるのでイノシシに遭遇することがある。
私の地元は山間部なので山を登ってまた下ると言う通学路でしたw
カーブがとても多く動物に注意!という標識も存在します。
実際動物が車にひかれてることも少なくありません。
タヌキなどの比較的小さな動物ならいいのですが時にはイノシシに遭遇してしまうこともありますw
私の知り合いの先生は夜に車を運転していたら車のボンネットにぶつかってしまったそうです。(これは聞いた話なので車の破損状況はわかりませんが)
これが原付きだったらと考えただけで恐ろしいですよねw
夜になると街灯はほとんどなくて真っ暗になります。
こんな真っ暗な所を女子でも普通に原付きで運転して家に帰りますからね。
まぁ、歩いて通り魔に襲われるとかは絶対にないのでその点では都会よりは安全ですがw
高校生のたまり場はコンビニではなくて公民館!
限界集落にはコンビニなんてものはあるわけもなく高校生が学校帰りに集まる場所は集落の中心にある公民館でしたw
そこにいれば地元の別の高校に通う同級生が通りかかったりするので学校帰りに集まって話をしたりしてましたねwww
今思い出すとなんだか笑えてきますね。
暗くなってくるとみんな原付きで自分の家に帰りますw
原付きをとった瞬間どこにでも行ける気がする症候群。
限界集落に住んでいた学生時代は原付きをとるまでどこに行くにも親に頼まなければ行けませんでした。
バスは学校が休みの時は走らない路線もあり走っていたとしても時間が限られています。
中学時代どんなに親に反抗していても親に頼らないとどこへも行けません。
プリクラをとりに行くのですら親に頼んで一緒に行きますからね!
中学生の渋谷デートとかうらやまし過ぎますよね。
田舎ではそれが普通の生活だったので原付きをとった瞬間めちゃくちゃ解放感があったのを覚えています。
都会の人が当たり前にやっているマックに行く事とか映画館に行く事、ゲームセンターに行く事、友人の家はもちろんですがやっと自分の意志で行動出来るんだ!!と希望に満ち溢れていたように思いますw
最後に
今改めて思い出してみて限界集落で学生時代を過ごしてみたいかと問われたら間違いなく嫌ですねw
一度都会に住んだ経験があってこそ田舎はいい所だと再確認出来ましたが当時は劣等感しかありませんでした。
早く都会に住みたい!!とずっと考えていたように思います。
それに今みたいにネットやSNSもない時代だったので時代に取り残されてる感が半端なかったw
それなりに楽しかった思い出もありますがそもそも運転が得意ではないのでよくもまぁ今まで死なずにすんだなと思います。
学生時代の珍しい話はたくさんあるのでまた記事にしたいと思います。
今日も読んでくれてありがとうございました!!