ずっと憧れていた理想の結婚式。現実とのギャップ。
どうも社会不適合者のみかんです。
今日は小さい頃から結婚式に憧れを抱き過ぎて1人で暴走してしまった女子、Мちゃんのお話です。
ホントにくだらないので興味ある方だけ読んでくださいw
ちなみに上の写真は6年前のみかんです。
- 結婚式への憧れは小学生から。
- その後も強くなる一方の結婚式願望。
- 26歳で妊娠27歳で出産。
- お互いの結婚式に対する価値観の違い。
- Mちゃんが自分の理想の結婚式を挙げる為にしたこと。
- 結婚式の3ヶ月前になり大事なものがないことに気付く。
- 一生で一度の理想の結婚式をあげたMちゃん。
- Mちゃんのその後。
結婚式への憧れは小学生から。
Mちゃんはどちらかと言えばボーイッシュで当時流行していたセーラームーンとか今で言うプリキュアのようなものには興味はなく学校の授業ではくだらない下ネタを言って周りをゲラゲラ笑わせているような子でした。
ピアノの発表会ではお母さんと買い物に行って好きな服を選んでいいよといわれてるのにTシャツと紫のスパッツを買ってもらい、しかもそれでホントに発表会に出たと言うw(家族からは志茂田景樹みたいとイジられていましたw)
そんな彼女が結婚式に憧れを抱くようになったのはおそらく小学生の頃に親戚の結婚式でエンゼルサービスを頼まれたことがきっかけでしょう。
エンゼルサービスと言うのは結婚式の披露宴の演出の1つでこどもが新郎新婦に花束を贈呈するアレです。
みなさん見たことありますよね。
その時生まれてはじめてドレスをレンタルしプロにヘアメイクをしてもらい頭に小さい帽子(なんて言うんだろアレw)をつけて気分は完全にお姫様になっていました。
うん、まぁここまではよくある話よね。
その後も強くなる一方の結婚式願望。
その後エンゼルサービスを頼まれることはありませんでしたが何年かに1回に招待される結婚式に出席する度に結婚式願望は強くなっていきました。
普通の女子が将来のために必死に勉強している時も彼女は「結婚式ではどんなドレスを着ようかな」とか「白無垢もきてみたいなー」とか好きなミュージシャンができると「この曲結婚式で絶対流したいなー!」とか 相手もいないのに頭の中は結婚式の妄想でいっぱいに。
20歳を過ぎると周りで結婚する人が増えてきて結婚式に招待されることも増えてきました。
友人の式に出席すると「へーここはこんな演出もやってくれるんだー」とか「内装が豪華で素敵だなー」とかそんなところばっかり目が行っていました。
逆に「いやーこんなところで結婚式は絶対あげたくないわ」とかねwww(何様だよw)
こんなこと言うとあれですが女子の自分の結婚式をあげる前とあげた後での友人の結婚式に出席するモチベーションは雲泥の差があるのではないでしょうか???
彼女は20代前半にそのことをなんとなく察知していて絶対周りより早く結婚したい!!と思っていました。(アホっていうなよ!)
26歳で妊娠27歳で出産。
Mちゃんは24歳の時に彼氏ができ次第に結婚を意識し始めます。
このくらいの歳になるとその人のことをどれだけ好きかというより結婚適齢期という理由で結婚を意識し始める女性がほとんどのように思います。
実際女性は妊娠しやすい時期も限られているし出産の体力を考えると間違ったことではないでしょう。
しかし彼女は当時から他人と生活することに苦手意識を感じていました。
そんな自覚があったのに若いうちに結婚式をあげたい!と言うわけのわからない理由でそのまま彼の地元に引っ越してしまいます。
そしてそのままできちゃった結婚・・・。
彼女はプロポーズはいつされるのかワクワクしていましたが結局されることはありませんでした。
彼にしてみたらプロポーズ?なにそれ??そんなのしなくてもどっちにしろ結婚するでしょ???みたいな感じだったのでしょう・・・
お互いの結婚式に対する価値観の違い。
Mちゃんは当たり前に結婚したら結婚式をあげるものだと思っていました。
なんのために友人の結婚式にご祝義を包んできたんだ!とまで言っていましたからねw(もちろん過去のことだから怒らないであげてね!)
しかし彼は違いました。
自分の結婚式に出席してもらうなんて申し訳ない!俺の結婚式なんて誰も来ないよ!!と言って式をあげることを拒みました。
よくよく考えるとこどもをつくる前に話し合わなきゃいけないことなのですがね。
彼女は早く結婚式を挙げたい!!今期を逃したくない!!という気持ちがよっぽど強かったのでしょう・・・・
しかしMちゃんは半ば強引に彼が結婚式に参加するように誘導させます。
都合よく親孝行という言葉を使ってみたりその姿は今想像するだけでも恐ろしいものですwww
Mちゃんが自分の理想の結婚式を挙げる為にしたこと。
Mちゃんの彼の両親は彼の地元で結婚式を挙げて欲しいと言いました。
田舎の長男だったら割とよくあることかなと思います。
お互いの実家は約300キロ離れています。
しかし彼の地元は田舎なのでそんなに沢山の結婚式場はありませんでした。
Mちゃんの地元も田舎ではあるのですが車でちょっといけば政令指定都市があるのでまぁまぁ式場の選択肢があります。
彼女は何を思ったのか「結婚式代はこちらですべて負担するので私が全部決めます!!口出しないでください!!」と義理の両親に言い出したのです・・・
Mちゃんは基本的にケチなのでそれなりに貯金がありました。
お金に対する執着心だけは人より強かったのだと思いますw
結婚式の3ヶ月前になり大事なものがないことに気付く。
いや、ホント言うともっと前から気付いていたのかもしれません。
それでも待っていればそのうちもらえるだろ??と、どこか楽観的に考えていました。
しかし待てど暮らせど大事なものはもらえませんでした。
もう分かりますよね! そうです 指輪 です!!
Mちゃんは彼から結婚指輪をもらっていなかったのです!w
それもそのはずです。
彼には貯金がほとんどありませんでした。
指輪を買うお金がなかったんです。
まぁ仕方ないんですよ、ケチなMちゃんがいつも「私はお金を一銭も払いたくない!!」と言って食事代やコンビニに行った時全部払わせていましたからね。
ひどいヤツですよ、全く・・・今会ったら説教してやりたいです・・・
それでも、Mちゃんの理想の結婚式を挙げるためにはどうしても指輪が必要でした。
だって結婚式で絶対新郎が新婦に指輪をはめるシーンがあるじゃないですか!
あのシーンが結婚式で1番いいシーンじゃないですか!!w
あれが再現できないなんて絶対嫌だ!!!と言ってMちゃんはなんと自腹で結婚指輪を買ってしまいましたwwwwwww
もうギャグですよね????
結婚指輪の意味wwwwwwwwwww
これほど自業自得という言葉が似合う人間はいるのでしょうか・・・・・・・
一生で一度の理想の結婚式をあげたMちゃん。
その後Mちゃんは地元で1番有名な結婚式場で式を挙げました。(もちろん自腹ですw)
周りの人間から見たらMちゃんの行動はすごく滑稽に見えるかもしれません。
それでもその結婚式を挙げた1日はMちゃんにとってすごく幸せな時間だったのではないでしょうか??
なにより後から彼女の結婚式の写真を見返すと本当に全部がとびきりの笑顔なんです。
おそらく400枚くらいあると思うんですが本当に本当に全部そうなんです。
誰がなんと言おうとMちゃんはその瞬間は人生で1番幸せだったのです・・・・・
Mちゃんのその後。
ここまで読んだらもうおわかりですよね。
そうです、Mちゃんとはこの私です!!!
みかんでございます!!!!!
このブログを読んでくれている数少ない人たちは今の私の状況はご存じですよね。
私は今離婚こそしていないものの、他人との生活に疲れてしまい将来的には離婚したいと考えてしまっています。
それは5年後かもしれないし10年後かもしれない。
自分でも分かっていません。
それでも彼との結婚式に使った約300万円は無駄だとは思っていません!!
自分が小さい頃から憧れたあの瞬間は間違いなく人生で1番幸せな瞬間だったと思っています!!!!!(多分)
※ちなみに結婚式のご祝儀代として頂いたお金は全額私の通帳に入れてましたが去年全額仮想通貨の投資に使ってしまいましたwwwwwww
おしまい